Die Wacht am Rhein
(ラインの守り)
Text: Max Schneckenburger (1819-1849)
Melodie: Karl Wilhelm (1815-1873)
ライン川
1840年に作られたドイツの愛国歌で、ドイツ帝国時代には、国歌にもされた曲です。
当時、ライン川まで領土の拡大を狙うフランスと緊張が続く中、
ドイツ国民の国防意識や士気の高揚の為、国内で盛んに演奏されたと言われています。
1870年に新たな5番を追加したことで、それまでの5番を6番とし、
さらに『ヴィルヘルム(U世)皇帝万歳』という歌詞が印象的な7番が追加され、
第一次世界大戦でドイツ兵士に熱唱されました。
また日本でも明治時代に『火砲の雷』という題名で演奏されたようです。
ドイツ軍最後の攻勢「ラインの守り作戦」
第二次世界大戦も終りに近づいた1944年、ドイツ軍は最後の力を振り絞って、
ベルギーはアルデンヌを突破、連合軍に対し最後の大攻勢を行いました。
この攻勢は愛国歌からとって「ラインの守り」作戦と呼称されました。
積極的な攻勢でありながら、『ラインの守り作戦』と呼称したのは
伝統的な愛国歌で決戦に向けた士気を高めると共に、
連合軍側に「ドイツ軍がライン川を境に防衛体勢を取っている」と思わせ、
油断させる為だったとも言われています。
音源など
流れている物は、1番から6番までの合唱です。
もう一つは行進曲バージョンのものです。
1940年5月のニュース映像で、フランス侵攻作戦の報道です。
終盤の列車砲砲撃シーンの挿入歌にこの歌が使用されています。
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